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夏のまぼろし  

7/23は大暑であった。この時期、一番暑い日を指すという。そんなことをあえて言われなくても、連日の猛暑でヘトヘトだ。陽射しの強さは、東京も水の里もあまり変わらない。ただ、照り返しが無い分だけ、水の里の方が過ごし易く感じられるのは当然のことか。それでも、厳しい陽射しのもとでの作業は、サウナでのそれを思わせるほど身体にこたえる。

 ひとしきり畑仕事を終えた山のお母さんが、頭のてっぺんから大量の汗にまみれて、苦笑交じりにやってきた。『なんだい、この暑さは!?』条件が厳しくなるほど、自然と笑いがこぼれてしまうのは、過酷な環境のなかでもやり過ごせるように備わった人間の本性なのだろうか。その顔を見ながら堪らず僕も笑い『危険ですよ、この暑さは!?』と返した。
 しばらくすると、コップに黄金色の、しかも上部に白い泡をたたえた魅力的な飲み物を持ってきてくれた。僕の心を見透かしたように、『これ、ノンアルコールだよ』と言ってコップを差し出す。ありがたくいただき、一気に飲み干すと、風味は確かにビールなのだが、アルコールの有無だけでこうも別物になってしまうのかと驚くほど、不思議な飲み物が胃の中へと流し込まれた。ビールだと飲んでいる時はこれほどありがたいものはないと思うのだが、飲んだ後さらに作業を続けるとなるとこれほど迷惑なものはない。だから、不思議なものではあったが、アルコールがないぶんだけ作業に与える負の効果は軽減された。
 

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