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その後のいきものがかり  

1昨年、ザリガニから始まった我が家の"いきものがかり"は、当初の1週間ルールがものの見事に反故にされ、今では2つの水槽にタニシとクチボソがそれぞれ共生し、存続している。
1週間ルールとは、近所の池で採ってきたものは、1週間だけ我が家で飼っても良いというルールで、当初は忠実に守られていた。
狩猟・採集に本能的な生き甲斐を見出した伸(のぼる)は、試行錯誤のうえ自分なりの仕掛けを作り、池から小動物を採ることに執着した。そんな伸が自作の仕掛けで採ってきたクチボソという小魚が、我が家の水槽で卵を産んだのである。最初は、石や水槽のガラス面に何やら小さな泡の塊が付着しているなと思っていたのだが、次第に水泡のひとつひとつに黒い点ができ始め、その頃からこれは水泡ではなく卵ではないか?という見解になりつつあった。
さらに僅かではあるが、その黒い点が動き始めるや、その見解は確信にかわり、ついにはいつ産まれるかと待ち遠しくなるほどだった。
そして、その時がやってきた。その頃になると、卵のなかでもはっきりと魚の形が見てとれ、くるくると元気に卵のなかで回転をして遊んでいた。小さな骨が透けて見えるほど透明な身体で、なんとも神秘的な姿であった。窮屈そうな卵の壁から、頭だけをちょこんと出し、下界の水に慣れようとしているのか、なかなかそこから動かない。しばらくして、身体をブルッと震わせると、一気に水槽の水の中に飛び出していった。その瞬間を代わる代わる家族で見守りながら、それぞれが歓声をあげ、新たな命の誕生に感動した。
これをきっかけに、冒頭のルールは反故にされたのである。

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大寒なのだけれど… 

大寒を迎えたばかりだというのに、水の里に雨が降った。念のため、辞書やネットなどで調べてみたが、やはり1年のうちで1番寒い頃と出てくる。なのにである。この時期に雪にならずに雨が降るなんて、いや正確を期すなら雪のまま降らずに雨に変わってしまうなんて…。当然の如く、村人たちからは『こんなこと、今までにねぇな!?』という言葉がこぼれ出たのは言うまでも無い。
そんなときに限って、雪の積もった山をのぼらなければならない仕事が出てくるものである。
前日に、村おさ・長さんから水源を見てきて欲しいのと、水源近くに置いてある125mmのパイプを持ってきて欲しいという依頼があった。どちらかというと、後者の方が重要度が高く前者はとってつけたような依頼だったが、口ぶりからは前者の方が重要であるかのようであったからおかしい。その日は、とても暖かい陽気に恵まれたので、その日のうちにあらかた水を汲んでおきたいという欲求を通させてもらったのだが、日中の融けて柔らかくなった雪の上を引っ張るよりも、朝方の凍って締まった雪の上の方がパイプを引っ張りやすいという理由もそこには含まれていた。
ただし、1点だけ気にかかる問題があった。北関東は夜から雪予報。新潟は晴れのち曇り。さてどちらの天候がこの水の里に大きな影響を与えるのだろうか?僕が水の里に行き出してしばらくのうちは、天気予報は新潟を見れば良かった。ただ、ここ2、3年は新潟よりも栃木や仙台の天気予報に分があるのだ。

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