FC2ブログ

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

体験して、はじめてわかること 

月が変わり、こんなに劇的に天気が変わるとは・・・。1月、記録的な降雪に見舞われた日本海側や北日本。水の里もその例に漏れず、村おさ・長さんをしても、1月にこんなに雪が降ったことは今までに無かったそうだ。
それが、どうだろう。2月に入った途端に、寒気の底が抜けたようで、今年一番の突き抜けるような青空がひろがった。懸命な除雪のおかげでもあるが、ポカポカと優しい陽射しが道路に厚く積もった根雪をもゆっくりと溶かしてくれた。日の出前に雪かきをしたところは、たちまち地面が顔を出すまでに至った。
暖かいと、それだけで心が弾み、自然と身体が動き出す。寒いとそれだけ余計な力が入ってしまうからか、なんだか同じ仕事量でも疲れるものだ。
雪が降り、どんよりとした厚い雲に覆われた天気だと、お水採りだけで精一杯なのだが、お天道様のエネルギーを身体いっぱいに浴びると、お水採りが終わったらあれをしよう、これもやっておけるな、などといろいろなことに前向きな思いになる。

続きを読む

スポンサーサイト

冬が来る前に 

駆け足で過ぎ去っていった水の里の秋。夜、村内に設置してある気温表示計が、遂に0℃を点滅させていた。ラジオから流れる天気予報では、翌朝濃い霧に包まれるとの知らせ。夜中に目を覚ませて星空を見つめると、東の空からオリオンがゆっくりと起き上がってきた。冷えた空気のせいか、普段よりもきらめく星々に見とれていても、肌を突き刺すような冷気でなくなってきたから、予報通り朝には霧が出るだろうと確信し、ふたたび布団を頭から被ってもうひと眠り。
朝、心細そうに鳴く鳥の声に目を覚ますと、通りをはさんだところにある村おさ・長さんのお店である東北釣堀苑が霞んで見えないほどの霧に包まれていた。霧の中、一筋の光が向かいの背見山から水の里を突き抜けると、水墨画のような幻想的な光景を一瞬だけ作り出し、次第に霧を晴らして、いつもの水の里を浮かび上がらせていた。
昨夜のオリオンと言い、朝の幻想的な光景と言い、自然が作り出す芸術に心が弾んでいたところに、さらに今回のお水採りの間、一度も味わうことがなかったお日様の暖かさに包まれたのだから、否が応にも身体が動き出すというものだ。それでも、村の気温表示計は10℃を点滅させるだけだった。暖かい。骨の髄まで感じるような暖かさに、汲み終えた水のタンクをクルマに積み込む作業をしていると、じわりと汗が滲み出してきて、T-シャツ1枚になったほどだ。

続きを読む

冬、いまだ水の里に… 

たったの1日たりとも、天気が崩れることのなかった今年のゴールデンウィーク。ここまで晴天に恵まれたのは、20何年振りというから、それは、それは行楽日和だったにちがいない。
ただ、われらオフィス七菜チームは、なんの因果か2~5日まで配達日と重なり、行楽などという言葉とは無縁のゴールデンウィークであった。
そうは言うものの、江ノ島や鎌倉といった観光スポットは、地方ナンバーのクルマでごったがえしていたが、その他の道路は普段よりも空いており、非常に快適な配達ができたのだから、こちらもゴールデンウィークの恩恵を受けたと言うことか。
降り注ぐ初夏の陽射しを浴びながら、半袖のTシャツで配達をしていたときには、よもや雪などという言葉は夢にも思わなかった。それが、ゴールデンウィーク明けの月曜日、ラジオから流れる天気予報で、木曜日頃には標高の高いところでは雪になる恐れも…なんて、難しいことを言われた我が末っ子・進と同じように、頭の中が?マークだらけとなった。
森のバスのそばにある、村おさ・長さんが管理している“たらの芽”が、ちょうど食べ頃を迎えていた。前回のお水採りはゴールデンウィーク前であったが、そのとき連休明けには旬を迎えるだろうなという読みで、まさに的中といったところまでは良かった。

続きを読む

ますます厳しくなりそうです 

携帯電話会社から2、3年ごとながら定期的に送られてくる機種変更のお知らせ。機能が向上し、なおかつ無料交換とあれば、その都度お知らせに乗せられてしまう。そうして"おもちゃ"として貯まっていく旧機種。通話はできないが、撮りためた写真や動画は楽しめるし、もちろんデジカメとしての機能は健在だ。
そのうちのひとつが、進のおもちゃとして活躍しているのだが、改めて昔に撮った写真を確認してみた。まだ幼児の面影を残す子供たちが水の里をかけ回っている。きのこ狩りや山菜採りの時のものだ。
あれっ、山菜採りの時の服装がこの間と違う!?みんな長袖のトレーナーを着ているではないか!この間みんなで行った時はTシャツで歩いていたのに…。
そうか、こんなに暖かくなってしまったんだ。そりゃあ、山菜たちも慌てて一斉に芽吹くはずである。少なくともあの頃は、同種の山菜を2回のお水取りでめぐり合うことができた。それが今年あたりでは数種の山菜が一斉に芽吹き、次回にはもうボーボーに伸びてしまっているといった状況だ。この状況に、山菜採りに行く人の数が増えていることをプラスすれば、当然のように収穫量が減ってくるのも当たり前のことか。
もう少し、データをさかのぼってみた。4月の前半。ありゃ、水の里は雪の中ではないか。今年の春、村おさ・長さんが『昔は、4月の半ばでも雪が降っていたからな!!』という言葉が思い出される。昔なんてほどのことではない。つい、2、3年前のことではないか。
早い時期に、雪から開放されるのはありがたいことなのだが、早くから開放されるということは、それだけ山菜の収穫量も減ってしまうという反比例が成立してしまう。それに雪が減ってしまっては、湧き水にも影響が出るなんてこともなきにしもあらずだ。

続きを読む

一 気 

いったい、なんと言う暖かさだろう。水の里でも例外ではなく、明け方に氷が張っていた水場も日中には20℃を観測していた。ついこの間まで雪の下に隠れていた"ふきのとう"も、慌てて花を咲かそうとしているので、こちらも必死になって採りに歩いたほどだ。
山肌の雪も、20℃まで気温が上がれば瞬く間に姿を消してしまう。その姿、まるでカメラを早回しにしているようであった。
朝にはセーターまで着ていたのに、1枚1枚と脱ぎ出し、終いにはシャツ1枚で充分だった。
一気に冷えこむのは困りものだが、暖かくなるぶんには大歓迎で、ついつい心も弾むのだがそうは問屋が卸さないのが最近の春。そう、暖かくなればあの"杉花粉"が飛び回るのである。それも一気に暖かくなったとあれば、杉花粉も一気に飛び回る。首都圏ではだいぶ杉花粉が落ち着いてきたとの報道が流されたが、水の里はこれからが本番。いや、この暖かさでまさに今が本番なのである。その飛散量たるや半端ではなく、明らかに黄色くモヤっているのが確認できるほどである。いかんせん、四方を取り囲む山々にびっしりと杉が植えられており、その花粉が今か、今かとオレンジ色に輝かせて待っているのだから、恐れ入る。
そして、この気温上昇でスタートの合図はおとされ、一気に舞い散ったのである。山仕事をしていた村人も、慌てて山から逃げ下りてきた。
それまで、比較的鼻の通りも良く、花粉症が改善したかと密かに期待したのだが、この飛散量には太刀打ちできず、見事に涙や鼻水の大洪水となってしまった。一度このようになってしまうと、飛散量が少ない場所まで逃げても無駄あがき。明らかに症状は悪化し、風邪をこじらせたような感覚に陥ってしまうのだ。

続きを読む

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。